クィア・ミュージックの情報アーカイブ


Queer Music Review -Live Review-

Paddy Phield presents『Save tOhoku's Soul』

2011年5月15日 at 新宿 スモーキン・ブギ

DJ:Zinny Aerodinamica
Live:マキニカリス、JOYSTAX、チェリオ、PADDY & FRIENDS(出演順)

このライブ観覧記は、当サイト運営者が SNS の mixi で Web 日記として公開していたテキストを、一部加筆修正して再録したものです。テキストの性質上、文体も内容も、かなり軽めです。

Save tOhoku's Soul

2011年5月15日には、新宿二丁目にあるライブ・ハウス、スモーキン・ブギにておこなわれた、パディ・フィールドさんのライブを観に行ってまいりました。もともとはパディさんのバースデー・ライブとして企画されていたのですが、3月11日の東日本大震災の発生を受け、趣旨を変更。チャリティ・ライブとして開催されました。

パディ・フィールドさんは、1970年代末のロンドン・パンク・シーンや、1980年代前半のニュー・ロマンティック・ムーブメントに実際に関わり、演奏活動をしていらっしゃった、ただ1人の日本人ミュージシャンです。

※パディ・フィールド バイオグラフィー >> Here

会場となったスモーキン・ブギは、かつてはゲイ雑誌『バディ』のテラ出版の直営イベント・スペースであった、QUBE のあったところに入っているライブ・ハウスです。かつてのゲイ・アイドル・ユニット「夢」の初めてのワンマン・ライブ、かつラスト・ライブ(結果的に)がおこなわれたのは、この QUBE でした。

※そのときのライブ・レポは、こちら。
『QUBE PARK』 >> Here

この箱がスモーキン・ブギとなってから足を運んだのは、これが初めてのことでした。私が会場に入った時間帯は、3組めのチェリオさんの出番の直前。ここが新宿二丁目であることを忘れてしまう、爆音パンクのライブでした。

そして、いよいよパディさんの出番。パディさんの新バンド、PADDY & NEW TOYZ は、先月(2011年4月)から、ボーカル/ベース担当のケイさんとドラムスのパディさんとの2人体制に移行。この日は PADDY & FRIENDS として、さまざまなミュージシャンのみなさんがサポートに加わってのライブでした。

パディ・フィールド1 パディ・フィールド2

この日の DJ を務められたのは、日本初のゴシック・パンク系クラブ、「クラブ・ワルプルギス」の DJ で、かつ1980年に結成されたゴシック・パンク・バンド、MADAME EDWARDA のボーカリストでもある、トランスセクシュアル・アーティストの、ZIN さんです。

※クラブ・ワルプルギスのサイトは、こちら。
http://www.clubwalpurgis.com/

その ZIN さんが、アンコールでボーカルとして登場。パディさんのマネージャーさんから後日うかがった話によると、ZIN さんの登場はまったくの飛び入りで、事前の打ち合わせもリハもなかったそうなのですが、それを感じさせないほどの美しい調和ぶりで、カドリー・トイズのヒット曲「狂った抱擁 (Madman)」を、実に妖艶に、披露してくださいました。

ZIN

やっぱり私は、グラマラスなライブ・パフォーマンスが好きなのだなあということを、この日、改めて再認識しました。

Text and Photo by Takaki Fujishima



inserted by FC2 system