クィア・ミュージックの情報アーカイブ


Queer Music Review -Live Review-

ふわぽよ。

2011年6月9日 at 新宿 ArcH

Show:アマゾネス・ダイアン、アロム奈美江、Campy!アンダーガールズ(五十音順)
Live:越前屋是清、藤井 周、MARIO(五十音順)

このライブ観覧記は、当サイト運営者が SNS の mix で Web 日記として公開していたテキストを、一部加筆修正して再録したものです。テキストの性質上、文体も内容も、かなり軽めです。

ふわぽよ。

2011年6月9日には、新宿 ArcH にて開催された、風太郎さんのオーガナイズによる脱力系イベント『ふわぽよ。』に足を運んでまいりました。

基本的にはライブがお目当てだったのですが、この日は本当に久しぶりにドラァグのみなさんのショーを生で拝見しました。

Campy!アンダーガールズのみなさん。
Campy!アンダーガールズ

アマゾネス・ダイアンさん。
アマゾネス・ダイアン

そして、もうお一方、この日はアロム奈美江さんも出演なさっていましたが、私は体調不良のために途中退場してしまったので、アロム奈美江さんのショーは未見です。


ライブで出演されたのは、越前屋是清さん、MARIO さん、そして藤井 周さんの3組。

初めてライブを拝見した越前屋是清さん。いつも今回のようなスタイルなのかな? 内省的なクラブ・ミュージックという感じで、私の好きなタイプの音でした。

越前屋是清


やはりこちらもライブを拝見するのは初めてだった MARIO さん。しかし、そのお名前は、かねてから存じ上げていました。ゲイ雑誌『バディ』の2009年6月号には、MARIO さんのインタビュー記事が掲載されています。その中で、MARIO さんは次のように語っていらっしゃいました。

「(HIV 啓発イベント『LIVING TOGETHER』への出演をオファーされて)物心ついた頃から自分は男性が好きだと自覚してましたけど、セクシュアリティに関することに参加などしてなかったので最初は悩んだんですが、資料にと、いただいた冊子を読ませてもらってすごく感銘を受けて、それでイベントと同じタイトルの『LIVING TOGETHER』という曲も作って出演させてもらったんです。そのときに、自分が一番やりたいことをやらせてくれる場所を与えてもらえるのにセクシュアリティを別に隠すことないし、関係ないなと思って、それからさまざまなゲイイベントなどにも頻繁に出させてもらう様になりました。」[*1]

「(ゲイイベントで歌って、自分自身変わったことはありますか? との問いに)まずオリジナル曲を歌ったことですね。ゲイである自分の本当の言葉を聞いてほしいなと思ったからなんですけど。」[*1]

――こうした MARIO さんのお言葉を拝読して以降、私は MARIO さんのライブを、ぜひ拝見したいと思っていました。私がこのイベントに足を運んだ理由のひとつは、MARIO さんのご出演があったからでした。

カバー曲がメインだった、今回の MARIO さん。そのセット・リストの中で、特に私の印象に残ったのは、フェイ・ウォンの「EYES ON ME」のカバーでした。

MARIO


そして、私の今回のもうひとつのお目当てであったのが、藤井 周さん。本番前はかなり緊張していたようでしたが、実に堂々としたパフォーマンスでした。

今回のライブで私が撮影した写真のうち、最もお気に入りの1枚はコレ。「創聖のアクエリオン」をカバーした今回の周さん、サビの部分の「あーいーしーてーるー」をオーディエンスのみなさんに歌ってもらっている瞬間の写真です。

藤井 周


*1 『バニラ・ノブの関西ゲイ百珍。』第3回「ゴスペル・R&B シンガー・MARIO」 (『バディ』2009年6月号 p79、発行:テラ出版、発売:技術と人間、ASIN: B0025W954I)

Text and Photo by Takaki Fujishima



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